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真夏もトラウトフィッシングを楽しむ・2013 奥只見銀山湖 第5日目

ほぼ日帰り奥只見銀山湖弾丸ツアー、今年第5日。

関越道・月夜野~湯沢間が通行止めと言うことをすっかり忘れていた。

月夜野で下りの全ての車が降りるので17号が往年の賑わいを取り戻している。
子供の頃の思い出がよみがえってくる。 昭和の頃は栄華を極めたであろうドライブイン
も肝試しの場と化しそうな廃屋となっている。

17号がこんなに賑やかなのも今となってはスキー客でにぎわう冬場くらいだろう。

夜の三国峠を越えたあたりで取り合えずひと眠りすることにした。
2時に目覚ましをかけ仮眠をとる。
2時間少々眠ることができた。銀山前夜に仮眠をとることができたのは久しぶりだ。


0430 銀山到着
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出ていく船もまばら。
6月初旬くらいまでは賑やかな銀山も7月になるとグンと人が減る。

初心者にとって閑散期のメリットは解禁期のメリットを大きく上回る。
やはり湖は静かな方がいい。 ライバルが少なければ下手くそでも釣れるチャンスは大きくなる。
そして解禁当初の厳しい気候に比べれば今はTシャツ一枚でOKだ。

朝のキリッと引きしまった時間帯はやっぱり魚っ気ムンムン。 
キャスティングロッドで流れ込み付近をていねいに探れば多少は行けそうな雰囲気だけど
先は長いトローリングの仕掛けを準備し、そそくさと船着き場を後にした。


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実は今回は大物の噂でもちきりの岩魚代湖と銀山を両てんびんにかけていたのだが
予報であちらは風力6、銀山は2、昼に4と聞いて銀山に傾いたのだが
ここ銀山はほぼ凪状態。

曇り予報だが空の感じからおそらくピーカンになる場面が多そう。
今日は厳しい戦いになりそうだ。

0700 陽が上り無風・ドピーカン状態に

午前は最悪の事態を覚悟した方がいいかもしれない。夏の日差しが湖に突き刺さり
湖面は鏡状態。

ワカサギの噂を聞くダムサイト・仕入れを今回のターゲットに定めた。

タナは4色&5色。 今日もタスマニアンデビルだけで通すことにした。
最近はこのルアーを使う人もあまりいないという。
ならば逆に希少価値が出て魚に人気が出るかもしれない。

速引きはこの天気だと10色目一杯出さないと厳しそうなので実施せず。

流木は前回に比べかなり減っている。とはいえ、本流筋にはところどころ流木・枝が漂っている。
ガレ場岸際を流しているとヤバそうな枝を見つけた。ああ、これは引っかけるな。
そして予想通りGGGGG!


枝を回収しようとリールを巻いているとどうもこれは枝と言った感じではない。
これは魚の手ごたえだ。まあまあの手ごたえだったが、途中で抜けてしまった。

このガレ場は今まで左側からのアプローチでしか結果が出ていない。
トローリングは進入方向も大事と聞いていたが、たしかに一定の進入角度&方向に
釣果が集中することがある。面白い現象だ。大旋回してもう一度左側からのアプローチ。

0720 嬉しい一匹

手ごたえ的にはもう少しありそうな感じがしたが尺をわずかに切ったイワナ。
坊主を予感した1日だけにこれは嬉しい。
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しかしここからが・・・ご覧の通りの風景。
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1100 ギブアップ 昼寝タイム

1400 起床&再出港
目が覚めると陽は陰り、微風が吹いていた。

中の又から本流、片貝まで駆け足で流してみるが無反応。
今年は白板~片貝ラインとイマイチ相性が良くない。 

というわけで仕入れ・ダム方面へ。
寝ている間に強風でも吹いたのか、仕入れ~ダムサイトまでの赤土の岸沿いに強烈な濁りが
出ている。
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濁りときれいな流れがぶつかり合うラインが一筋の帯になっている。ここを仕入れ突端から
ガレ場沿いにダムサイトまでたどってみることにした。

1600 ヒット
濁り効果かどうなのかわからないが、濁りときれいな水の境目を岸沿いに流していくとサクラが
食いついてきた。見た目の割には長さはない。
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1800までダムサイト~仕入れを行ったり来たりしたがそれっきり。
帰り際に超早引きで北の又まで帰ることにした。
両舷とも9色出し、ダムサイトを出発。
軽快に本流をすっ飛ばしていた。

9色とはいえ、もう実際引いているのはアイドリングの3色ラインあたりじゃないかというくらいの、もう
トローリングと言うよりクルージングと言った方が良いくらいの速度だった。


神社が見えてきた本流ど真ん中で突然ロッドが大きくしなった。

まさか流木じゃないだろうな? しかし魚信はしっかりある。あのスピードで魚がヒットしたことにも
驚いたが・・・これが結構引く。どんなサイズかどんな魚か期待に胸を膨らませてリーリングしていたが・・

あと3色程のところで急に手ごたえが無くなってしまった。
あのスピードだったのでショックでハリスが切れてしまったのかとも思ったがルアーはついていた。

多分サクラだと思うが、なんの魚だったのか、どんなサイズだったのかとても気になりながら北の又へ
の帰途へついた。

個人的にはレイクトローリングの面白さはこの『意表を突かれる』ところにある。
突如ロッドがひん曲がるこの瞬間こそこの釣りの最大のハイライトだ。
そして湖は『宝箱』。 

今回も大物にはもうあとニ、三歩足りなかったがそれなりに満足して帰途につけた。

1840 北の又着

【釣果】 サクラ尺前後 X 1匹 
イワナ尺前後 X 1匹
魚種不明ばらし X2 (曳航スピードと引きから多分ウグイではないと思う)

【ラッキールアー】 タスマニアン・デビル シルバー系 13g
【ラッキーゾーン】 4色+9色(超速引き)
【コメント】 水温21度(朝5時)  もうすっかり夏。流木激減。 ウグイが大漁と聞いたが前回も今回も
ウグイは0。 タスマニアンデビルはウグイの好みではないのか?
Commented by fisher173 at 2013-07-15 18:50 x
お疲れ様です‼
いやー、ドキドキ感が伝わってきましたよ〜(^ ^) 何だったんでしょうね〜‼
そろそろ、あのデカアブがパトロールする頃でしょうか⁉
Commented by ginzanko at 2013-07-16 22:33
魚雷長!

多分スピードからサクラマスだと思いますが速度が速かった分
竿の曲がりも大きくて、大きいサイズと錯覚しただけかもしれません。
まあ手ごたえもあったんですけど、尺くらいでも結構な手ごたえが
ある場合もありますし、40オーバーでも全然引かないことがあるので
なんとも言えません。今となっては迷宮入りです。

アブは多分月末辺り。25日前後が危ないと読んでおります!
Commented at 2013-07-17 22:09 x
ブログの持ち主だけに見える非公開コメントです。
by ginzanko | 2013-07-14 01:26 | 銀山湖2018以前の釣り  | Comments(3)