4月29日

銀山も魚野川も年券買ってたけど雪もあるし、水も多いしで結局GWまでずれ込んでしまった。

水量的には最悪を覚悟しての釣行となった。

まずは湯沢の野口裏。
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川がフルモデルチェンジ。

手前の流れを潰して向こう側の本流に流れをまとめただけ。

治水に詳しいわけではないが何のための河川工事かさっぱり検討がつかない。

釣り人のエゴかもしれないがもう少し人のため、魚のためになる公共事業のあり方はないものか?


雨が強く降り始めたので一旦撤収。状況把握を兼ねて下流へ。

六日町到着

雨のせいで凄い水量。
ここで雷雨に変わり手も足も出ず。

旭橋下流。
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居そうな場所は何ヵ所もあるけど毎回お留守。

2011年大水以降は川の構造が変わった。旭橋付近には魚がいなくなったと思う。

いや、いるのかもしれないが釣れない魚は釣り人にとっては居ないに等しい。


さらに小出まで行くも雷雨が本格化。釣りどころではなくなる。

銀山のほうでもビカビカ光っている。


雨が止むのを待っていてもしようがないのでお天気アプリをチェック。

雨雲がかかっていない塩沢方面に向かう。


塩沢地区のかつての名ポイント『日通裏』

ポイントがフルモデルチェンジを経て全く食指が伸びなくなった。
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奥に良さげな落ち込みがあり一瞬足が向かい始める。

その瞬間に落ち込みから川鵜が顔を出して飛び立っていく。

河川改修だけではない。
川鵜もまた魚野川不調説の一因。

あの勢いで食いつくされたら、ただでさえ少ないヤマメや虹鱒なんて根こそぎ瞬殺でしょう。

渓流釣りは言うに及ばず本流釣りでもポイントは熟知せずとも川の付近の大石やテトラに鳥の糞があれば鉄板のポイントと言える。

『おお、良いね。ここ、いそうだね』という淵や落ちこみ付近には必ずと言っていいほど魚食鳥の糞がある。

川鵜等の脅威が顕著になればなるほどイワナはテトラ最深部の底にへばりつき、スーパーレインボーは太く、深く、荒い流れの流芯の底に鎮座するようになる。

こうなると擬似餌ではお手上げである。
今後は本流餌師の釣果に期待したい。


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最後の頼みの綱、水量に影響を受けない湯沢のGALA湖に来てみるもアタリなし。

以前は鯉やウグイを始め、イワナや虹鱒の越冬個体がたむろっていた。

ここも流れが変わってからいまいち。
相当浅くなった?


左手の用水路の落ち込みは上流からの生活排水の温水が流れ込むのでこの時期は魚がいることが多い。

ここもお留守。
あまりのドブ臭さに閉口する。

今日はここでおしまい。


4月30日

朝5:00に目が覚めるがすごく寒い。
布団から出る気が起きず結局6:30に出る。



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大源太湖。堰堤の補修だという話だが浚渫もしたらいかがだろうか?

浚渫しないならこのまま足場を残していっそのこと漁協を絡めて管理釣り場にすれば結構いけるんじゃね?

と勝手な妄想しながらインレット側に向かう。

上流のレストラン付近にはすでに先行者あり。
大源太下流へ。

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さすがGW。要所要所には釣り人がいる。
このポイントは期待したが空振り。
もう少し暖かくなればいいかも。


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塩沢まで下る。

水量的にもう二段階ほど落ち着いてほしい。爆流ではないが流れが強すぎる。

いい場所があってもルアーが浮いてしまいどうにもならない。

魚影、アタリともなし。


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今度は一気に山を登り清津川へ向かう。
写真はかぐら三俣の東電取水堰。
国道17号を三国峠に向かうと三俣のスキー場あたりの右手に見えてくる堰だ。
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この辺一帯は『清津川ダム』として水没する運命にあった。1966年にダム計画の話が持ち上がる。

しかし、地元でも反対も多かったこのダムの建設は2000年代の初頭に頓挫することになる。

ここで取水された水は山を越え発電に使われた後に湯沢Gala湖、つまり別の河川である魚野川に放水される。
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このときに清津川から落ちたエゾイワナ系の『三俣の大イワナ』が山を越え、発電タービンのシュレッダーを生き延び、たどり着いた湯沢Gala湖で釣れたりする。

このため地元では在来のニッコウイワナと区別して『ワープ・イワナ』として熱い釣り対象魚となっている。

この水やイワナの帰属をめぐり、清津川が流れる十日町や魚野川が流れる旧塩沢町&湯沢町の間には昔から確執があった。

湯沢や塩沢で釣りをする人間はその辺の先人の苦労に思いをはせて釣りをすべきである。

その清津川でも例年なら5月終わりのシーズン明けになるのだがもう釣れ始めているらしいと噂を地元で聞いた。

次はGW後半に再挑戦の予定。

(このブログの話は基本は事実に基づいていますが湯沢の酒飲みオヤジ風の法螺話も交えてあります。ご了承下さい)


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by ginzanko | 2017-04-30 20:37 | 銀山湖&魚野川釣行記 2017 | Comments(2)

魚野川へようこそ

新潟県の魚沼地方を流れる魚野川の魅力は首都圏から高速で2~3時間というアクセスの良さです。
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魚沼地方の街中、魚沼コシヒカリを育む田園の中を流れる本流で手軽に大型岩魚、ヤマメ、ニジマスが釣れることで魚野川は有名です。


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▲六日町~塩沢間の本流-出ればデカイ 


魚野川のシーズン

《3月》
3月の魚野川はまだ冬です。

支流は釣りどころの話ではありません。

本流は話題がてらに一発を狙いに来る時期です。

ボウズ上等と思っていれば落胆することも無いでしょう。

釣り以前に自然環境が厳しい時期です。

3月は

1. スノーシューが必要です。

2. 川原に降りる頃には汗だくなので着替えや速乾性のウェアが必要です。

3. 積雪で川原付近に駐車スペースがないので2輪をお持ちのかたは2輪での釣行をお勧めします。



《4月》
土手の雪も消え、本流はいよいよシーズンになります。

ただし雪代が入るまでの間です。

雪代が入る時間帯、陽気になると釣りは終わりです。

まず、雪解け水が川に流入すると水温が急激に低下するので魚の活性が落ちます。

エメラルドグリーンの流れになっているときは雪代が流れ込んでいるサインです。

メロンソーダにカルピスを混ぜたような感じになるとその流れは終日ゲームオーバーです。

何より水量が急激に増加するので物理的に疑似餌を流すことが難しくなります。

雪代が入らない日は日中(10時から15時)の方が良い気がします。


《5月》
GWは雪解けが最高潮。爆流で釣りどころではありません。

例年はこの爆流でGW付近が一番釣りになりません。

GWは関越自動車道の小出インターから車で40分の銀山湖をおすすめします。


GWの銀山湖は魚野川とは逆にベストシーズンだからです。

魚野川はGWが終わってからでも十分間に合います。

この爆流がおさまる5月半ばからが魚野川のピーク・シーズンです。
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魚野川が初めての方にはこのシーズン(5月中旬~6月中旬)をおすすめしたい。

釣果に色気を持てる時期です。

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《6月》
本流上流は中旬までは盛期です。

本流の下流域ではイワナは消え、ヤマメとスーパーレインボーのシーズンが訪れます。

6月後半になると本流のルアーはいよいよ厳しくなり、本流はフライの季節になります。

支流はフライが好調の時期です。

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▲湯沢付近の本流


《7月~9月》
もっぱら渓流の季節になりますが、源流なら8月昼間のドピーカンでも行けます。

魚沼漁協管轄の清津川は7月からいよいよ最盛期を迎えます。


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魚野川には年間を通して通いたい

魚野川は年券がお勧めです。
日券は2000円を越えます。コスパで見ると見合わない。
じっくり通って夢を追う為には年券が望ましい。

探る流域も関越トンネル出口から堀之内まで50kmと本流だけでも広大です

一日、二日で結果を出そうというのは少し無理があります


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本流釣りに支流の釣りを組み合わせて数を出す中でサイズを狙うのが魚野川の釣りです。

休みの遣り繰りが難しい方は

魚野川は地元や関東圏の方が年間を通して通いこんで釣果を見るタイプの川です。

休日のやりくりが難しい、魚沼にはせいぜい年数回しか来ることができない・・・・でも大物を・・・という方には銀山湖or大鳥ダムがお勧めです。


銀山は湖の釣りですので渓流釣りのように数は出ません。簡単でもありません。

しかし、50~60cmオーバーのイワナに出会える可能性はやはり銀山のほうがはるかに高い。

大鳥は銀山湖の下流にある秘境の渓流です。2011年には75cmのイワナが釣れています。

渓流の釣り、本流の釣り、湖の釣り。

魚沼ではどの釣りも車で1時間程度の範囲に収まっています。

銀山&大鳥は関越道・小出インターから車で40分で訪れることが出来るので一度は見学に訪れてみてください。

釣り宿で情報を仕入れる

私は銀山湖に行くときは毎回のように釣り宿に泊まりますが、魚野川においても釣り宿の情報力は侮れません。

何年も通っていて全く気づかないような㊙ポイントをまさにピンポイントで教えてもらえます。

また、コアな釣り人が集まるのでテクニックや有望な流域に関する情報交換も出来ます。私も数々の釣り技を伝授して頂きました。



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▲銀山湖

魚野川での使用タックル

魚野川は40、50オーバーのレインボーや雪代に育まれた特大イワナを狙う川です。

管釣りや渓流で使うようなチンケなペナペナロッドはここでは洋梨です。

ベビーなルアーを向こう岸までぶん投げて、底を引き倒してナンボの川なのです。

また、魚野川に来られる方なら抜かりはないと思いますが魚野川は非常に押しが強い川です。

大きな魚は一定の条件が揃わない限り、底やストラクチャーから大きく浮いてしまったルアーには喰らいつかないのは皆様もご存知の通りです。

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ロッドはしっかりした本流ロッド、ルアーはガッチリと底が取れるルアーが良いでしょう。

私は支流ではDコン、スピナーを好んで使用していますが、本流ではラパラCD3~7をメインに、スプーンの場合は10グラム以上の細身タイプを多用しています。

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 ▲大鳥の75cmイワナ(奥) & 50cm(手前)
       


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 ▲銀山平-銀山湖に流れ込む北の又川
9月になると50~60cmクラスのイワナ・サクラが釣れることも



①魚野川は豪雪地帯を流れる川ですので雪どけ水が釣りのシーズンを大きく左右します。

②魚野川は大物が狙えますが関東の成魚放流メインの川と比べるとかなりシビアです。日券は高いので年券を強力にお勧めします。

③出来ればポイントや傾向を知るために釣り宿の利用をお勧めします。

④魚野川は押しが強い。ロッドはしっかりした本流ロッド、ルアーはしっかりと底が取れるルアーが必須です。



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by ginzanko | 2016-10-19 20:18 | 銀山湖 魚野川釣りガイド | Comments(0)


魚野川の流域解説

★湯沢より上流の魚野川本流
湯沢のホームセンター・コメリ裏から最上流までの区間です

魚野川本流で一番手ごろな流域です。

大物は少ないけど渓流然としてポイントが分かりやすい。そして、それなりの釣果が期待できます。

この地域は5月以降がベストシーズンです。フライは6月以降。

全域がポイントです。

魚野川入門にオススメ。


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▲土樽付近の本流-イワナ・ヤマメ混生



★支流『大源太川』

簡単に言えば護岸の川です。部分的にいい場所もありますがサイズ的な釣果は望めません。

数は出ないことはないので、坊主逃れには向いているかもしれません。

比較的水温が上がるスピードが早いので解禁してから少し経てばそれなりの釣りが出来るようになります。

魚野川&大源太川の合流点~その上流2㎞くらいが釣り場です。それより上は護岸が酷くて釣りには不向きです。
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▲大源太川-イワナ・ヤマメ混生



ベストシーズンは5月以降、真夏もオッケー。水が枯れない川です。

      
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▲大源太湖-魚のサイズは小さい

★大源太湖
湖の流れ込みでも釣り人を見かけますがここの鱒釣りは難しい。釣れる季節は一瞬だけなのです。

ここで釣りになるのは雪代が流れ込んでいる間だけです。

昔は水深15mほどあったみたいですが今は土砂が堆積して水深5mほどになってしまったようです。

★湯沢より下流、六日町までの魚野川本流

以前はとても釣りやすく、かつ大物も潜む流域でした。ところが2011年の大水とそれ以降の河川工事でかつての面影は無くなりました。

放流モノ以外は正直もう釣果は望めない気がします。

国道17号から見える場所にポイントはありません。
高速から見える場所が強いて言うならポイントです。

見た目的にポイントが絞りやすいので競争率が他の流域より高いです。

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 ▲本流スーパーレインボー(塩沢&石打インター付近の本流)

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 ▲本流イワナ(六日町)

★支流『登川』
2011年の水害&その後の河川工事で河畔林が壊滅しました。川には土砂が出まくり、また周囲も針葉樹がむき出しになりました。

これが何を意味するかは想像に難しくないでしょう。

川が改造された中流部は厳しいと思います。

が上流域ならなんとかなるかもしれません。

ただし、どこの支流もそうですが、登川の上流もプーさん・ワールドです。

春先にプーさんのうんちをよく見かけるので剛胆な方におすすめします。

頭上の熊棚に注意して入渓お願いいたします。


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▲登川上流-イワナがメインだがニジマスが自然繁殖してる?



★六日町・小出・堀之内・越後川口の魚野川
大イワナやスーパーレインボーの大物狙いの流域です
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  ▲六日町付近の本流-特大級イワナやレインボーが潜む


魚野川の大イワナ、スーパーレインボーが期待できる場所なのですがとても難しい流域でもあります。

その理由は押しの強さとポイントの分かりづらさ。足で上から下までジックリ稼がないとどこがポイントか見当もつきません。 

そして、基本、全然釣れない。

小さい魚がヒットするランやポイントでは大きい奴は出ません。

全く釣れない中で大イワナやスーパーレインボーは突然ヒットします。

全くの沈黙が大イワナ、スーパーレインボーの前兆です。

ポイントは橋脚、テトラ、川のカーブのエグレ、落ち込みなどですが通いこまないと本当にわかりづらいです。

六日町近辺は地理が難しいので堀之内~浦佐がおすすめです。

六日町を過ぎ、小出方面に17号を進むと魚野川から大きく離れていきます。

国道から大きく離れるので遠征組があまり訪れず穴場スポットになっています。

この六日町~浦佐の本流はお勧めです。

      

★魚沼漁協管轄の清津川上流
ここは魚野川ではありませんが魚沼漁協が管理しています。

17号を湯沢から苗場方面に向かうとカグラスキー場付近で右手に見えてくるのが清津川です。

標高が高いので私の中では7月、8月の真夏の川と位置付けています。

標高の割には釣れる魚はヤマメがメインでイワナはあまり出ません。ボウズが少ない川として重宝しています。

ポイントらしいポイントには確実に魚がいます。
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     ▲清津川-ヤマメが多い
      
かぐら・みつまたスキー場の駐車場から
上下1kmが釣りやすい区間です。

17号の右手にスキー場の駐車場が見えてきたら駐車場に入り駐車場を川に向かうと橋があります。その橋の脇に駐車スペースがあるのでそこから釣り上がります。

1キロほどで堰堤にぶつかりますがそこから数百メートルは整地された川原が続きます。(国道から見える)

さらに貝掛温泉まで約3キロほどありますが、国道から大きく外れるので入渓は困難です。

ただ、そこに入る装備と技術があれば素晴らしい釣りが出来ると思います。

貝掛からみつまた田代ステーションまでは二居峡谷という非常に険しい地形が続きます。三俣より上流の清津川は魚はいるでしょうがどこも険しいです。単独釣行は危険です。

最初はかぐらみつまたスキー場付近から入門するのがお勧めです。

魚野川&清津川
ポイント探しのヒント

①本流は塩沢の坪池橋を境に渓流タイプから本流タイプに変身する。ここから下流は一気に難度が上がる。

②国道17号から見える場所に良いポイントはない。(人が入るから抜かれている)

高速から見える場所に妙味がある。(あまり人が入っていない)

③ポイント探し、アクセスに迷ったら堀ノ内~塩沢までの間にあるそれぞれの橋を基点にポイントを探す。橋桁の下流は高確率でポイントである。

下流は越後川口の信濃川との合流点手前の川口橋から始まり
堀ノ内橋
小出橋
福山橋
八色大橋
大和橋
八海橋
中之島橋
姥島橋

などを基点に釣り歩けば作戦が立てやすい。


④6月以降の雨の増水時は大物は支流に遡上する。雨後は支流に入って一番最初の堰堤下を狙う。


魚野川のシーズン表を作りました↓

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魚野川での釣りに興味を抱いた皆さんに役立つような記事を書こうと日々考えております。

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by ginzanko | 2016-07-26 10:42 | 銀山湖 魚野川釣りガイド | Comments(0)