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6月になると銀山湖解禁のお祭り騒ぎが急速に終息を迎え、釣果も雰囲気も落ち着いたものになる。
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そして6月の週明けの銀山湖。

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平日とは言え予想以上にガーラガラのスッカスカ。

1ヶ月前の喧騒が嘘のよう。

気持ちはわかるけどみんなシビアだなあ。


0800 ダムサイトに浮かぶ


ダムサイトで見えるライバル・・・いや僚船はたったの2艘。


予報は一日を通して曇り。
風力2。
表層14℃。


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開始早々、ダムサイト左岸沿いのゴミの下を通すとお約束の枝ゲット。

エンジンをアイドルしたまま枝を回収してると船の脇でピチャピチャと音がするので目をやるとワカサギがゴミの下から飛び出して来る。

その直後から50はあろうかと言う大イワナが突如水面を割り、背鰭で水を切りながら猛然とワカサギを追いかけ回す。

この光景に本日の高活性を確信。

俄然やる気が盛り上がってくる。

これから気温もグングンあがり最高のコンディションで・・


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というわけには行かなかった。

あっという間に銀山上空に厚い雲がかかり、空模様が怪しくなってくる。

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0900 雨が降り始める

あれ?予報では・・雨は予定にないはず。

雨曇レーダーでも現在、銀山上空には雨曇ひとつないことになってるんすけど?

やがて雨脚が強くなり、首筋を伝う雨水がシャツに染み込み始める。

雨の銀山は釣れないんだよなあ~。

この時期は特に。

逆に雨が晴れて気圧も気温もグングン上がる局面は個人的には大好物。

人間の活性も上がらないと良い釣りはできない。

1100 一旦雨宿りのために桟橋へ帰還

ほどなくして、桟橋にもう一艘の船が戻ってくる。

恒例の『どうですか?釣れ鱒たか?』トークが向こうの船から始まる。

『いえ、もちろん釣れてません。そちらは?』

その船は魚探船らしく、当船にとても有用な、しかし衝撃の事実を伝える。

『ボチボチですね。だけど、魚がいるのは30メートルラインですよ。フハハw』

何いっ?30メートル?!

・・・・・

それはチョッと・・厳しくないですか?


『そう、だから船を止めて仕掛けを30mまで沈めてから、浮き上がらせるしかないんですよね』

その手は、うちは魚探ないんでやってもあんま意味ないんです。

魚がどこにいるかもわからんのにむやみに船を止めていたら日が暮れてしまうし。

その情報を有り難く頂戴して、一旦上がる。


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ダムサイトの電力館に向かい、気になっていたダム・発電放水に関する質問を二つ、三つ解決してくる。

疑問が解消したところで即釣果に結び付くわけではないが、モヤモヤしていた疑問が選択肢から消えたのはそれなりの収穫だったと思う。

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1250 さて、午後の部。

午前中の岸際のボイル。
そして魚探船の水深30m情報。

両極端のどっちをとるか?

当船は激浅を選択した。

雨と風の銀山へ怒りの1色&2色。
ええ、無茶なのはわかっています。
でも、試したいんです。
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そしてルアーは当船の最後の切り札であるドジャー&ミニ角。

個人的にはこれでダメなら何をやってもダメだと思っている。

やる気のあるやつは表層まで上がって来なさい!
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しかし・・・

ダムサイト、白板、仕入れ、ワンド・・・どこの鱒も上がって来ない。

風雨は勢いを増し、防水ウェアの中に容赦なく染み込んでくる。


気が付けばダムサイトを当船と一緒に二人占めにしていた僚船もいつの間にか視界から消え、湖面は風雨で陰鬱なドス黒い色に変色していた。

さすがにこの広大な銀山本流でソロは寂しい。

寂しいし、寒い。
寒気がヤヴァイ。


1500 ドクターストップ

寒さ&疲労度MAXに達する前に撤収しないとアウトドアはヤヴァイ。

凍んでしまう。

このまま命を賭して続行しても事態の好転も望めそうもないので撤収。

前回ちょっと釣れたからって調子に乗ったらもうこのザマ・・・
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銀山平に白銀の湯がなければあのまま凍死していたと思う。


時間:8:00~15:00
タナ:1~4色 3㎞ph
場所:ダムサイト
水温:14℃(表層)

釣果:皆無

Fishing is a sport of patience and physical intensity.
釣りは我慢と強靭さを試されるスポーツである。


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by ginzanko | 2017-06-15 09:07 | 銀山湖&魚野川釣行記 2017 | Comments(2)

レッドコアライン

レッドコアラインとは?

レッドコアラインとは鉛のラインをナイロンやその他の繊維コンポジットで覆ったラインのことです。

レッドコアでは鉛の比重を利用し、ラインを水中に素早く沈め、ルアーのレンジをキープすることに使われます。
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レッドコアの強度

レッドコアラインの強度は他のラインと同様に『太さ』ではなくポンドテストの『強度』で表されます。

そしてレッドコアの強度を決めているのはコアの鉛ではありません。

レッドコアの強度は鉛を覆う繊維(SHEATH)で決まります。


日本で使われているレッドコアは12ポンドテストと18ポンドテストが主流ですが他にも15ポンドや27ポンドもあります。

レッドコアの長さは”ヤード(約90㎝)”で表され、通常のレッドコアラインは10ヤード(約9m)ごとに色分けしてあります。

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レッドコアのシンクレート(沈降度)

レッドコアのシンクレートは主にメーカーごと、ブランドごとに違うようです。

例えば一般的なシンクレートであるメイソンの18ポンドラインと

速沈性のサフィックス832のアドバンスド・レッドコアの18ポンドライン

を比べると1色(10ヤード)あたりのシンクレートが80㎝~90cmも違います。
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つまり同じ速度で10色出した場合、同じ18ポンドラインなのに引いているタナに9mもの差異ができることになります。

他の18ポンドラインでもブランドにより若干シンクレートが違っています。

一般的に12ポンドラインは18ポンドに比べて使われている鉛が少なくそれゆえシンクレートも緩やかなものとなっています。

一方で18ポンド以上のレッドコアとなると鉛の太さ自体は変わらずsheath(鉛を覆う繊維)のみが違ってきます。

ブランド毎に異なるsheathがシンクレートに差をつける要因になっています。

さらに、使うルアーのタイプやリーダーの長さ湖流によってもルアーの深度は変わってきます。

ですから

『5色で釣れているよ』

と言ったところでそれが

どのメーカ?の
どのブランド?の
何ポンドライン?を使い
時速何キロ?で
どんなルアー?を引いているのか?

がわからないとあまり意味がないことになります。


普段から自分自身がスタンダードで使うレッドコアラインを決めておき、そのラインをベンチマークにしてデータ集めをするとよいでしょう。

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レッドコアとリール

一般的に

12ポンドライン⇒ ABU 6500
18ポンドライン⇒ ABY 7000以上

と言われてきましたが、これもポンドテストというより結局はラインの径次第です。

どのリールで何ポンドのラインを使うかで悩む方は多いとおもいます。

もし、『俺は軽い方が良いからAbu 6500を使う。ラインは18ポンドを使うが深いところは引かないから5色だけレッドコアを巻いて後は切る❗』

と言えばすべて解決してしまうのです。

しかし、ここではオーソドックスな話をしましょう。

18ポンドラインをバッキングを巻いてから100ヤード(10色)分、Abu 7000に巻くのがスタンダードです。

ラインを全て詰め込もうとするとAbu 7000はギリギリです。

レッドコアの新品を巻くと最初はパッツンパッツンでラインの収納にかなり苦労します。

多少使い込めばラインもこなれてきてスッキリ収まるようになりますが、中禅寺湖や琵琶湖は別として銀山や芦ノ湖に限れば
実際に100ヤード全部使うシーンはあまりないと思います。



アメリカでは6色まではレッドコア、それ以上はダウンリガーという住み分けができているようです。(レッドコアで7色以上出してもルアーの深度に大差がないと言われているため)

私も長く出すのは面倒なので銀山湖ではせいぜい7色までしか出しません。
面倒な割にはそれほど見返りはないので無理して10色分を全部巻く必要もないと思います。


しかし、それはレイクトローリングをやっていくなかで追々決めていけばよいと思います。

ひとつ言えることは

『18ポンドのレッドコアラインを100yard巻いたAbu 7000~10000は重い』と言うことです。

この重さには慣れることはありません。

普段は置き竿ですが根掛かり処理の時のこの重さといったら・・・

なるべく軽いタックルに越したことはありません。


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サフィックス 832 アドバンスド レッドコア

先も言いましたが銀山で実際に6色と9色で釣果の違いを感じるか?と言われれば微妙なところです。

しかし、深いところを引ける備えあれば憂いなし。

通常のレッドコアなら10色出さなければ到達出来ない深さを6色でまかなうことができ、更に10色まで出せば通常のレッドコアの16色分までの深さを出せるレッドコアラインがあります。


ラパラ社が発売元となっている

サフィックス 832 アドバンスド レッドコア

です。

このラインのセールスポイントはその驚異的なシンクレートです。

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上に貼っている表にもあるように通常のレッドコアと比べてもより素早く、より深く沈むようです。

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値段が若干張りますがこのシンクレートはやっぱり魅力です。

今までは6色で水深9mしか沈まなかったのに、このラインだと6色で水深15mまでいけるのです。

これで面倒くさがりでレッドコアを長目に出すのが億劫な私でも眼下の敵に直撃弾を喰らわすことが出来るようになりました。


最初のレッドコア選びで迷われてるレイクトローリング門下生の皆さん、是非このラインを試されてはいかがでしょうか?

10色分のラインをヒーヒー言いながら巻き取る苦行から解放されます✨

12ポンドラインと18ポンドラインが販売されています。

注・サフィックス 832 アドバンスド
には『performance』という廉価版のレッドコアがありますがこちらは『アドバンスト』より径が3割太く、またシンクレートは通常のレッドコアと同じ10ヤード毎150cm@
3kmphです。
より深く沈むと謳われているのは『アドバンスト』の方です。ご注意下さい

どうやらシンクレートは『アドバンスド』と同じようです。なにが違うが正直わかりゃーせん。『アドバンスド』より若干太いだけ?


ただし『performance』より『アドバンスド』の方が人気があるので今後はラパラ社は『アドバンスド』一本に絞りそうな気配があります。

『performance』がディスコンにいたるかどうかはわかりませんが入手しづらくなると思います。(performanceは安いですしラパラ社が高価で利幅が太いアドバンスドに移行するのは時間の問題?)

アメリカAmazonやサンスイ渋谷店には『performance』の在庫(メイソンもあり)はありました(2017年9月)



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サフィックス 832 アドバンスド』のもつ性能も魅力的ですが、価格面やラインの扱いやすさ、トラブルの少なさでは『メイソン』のレッドコアも捨てがたい。

そんなに速沈性はありませんが良いラインです。

ライントラブルが少ないと言うことはキンクも少ない、つまりラインが長持ちするということです。

その意味でのコスパでは『メイソン』がピカイチ。

アドバンスド』はガンガン沈んでガンガン根掛かりしてくれる頼もしいレッドコアですが雑に扱うとすぐ鳥の巣になってキンクを起こすのですが『メイソン』は多少雑に扱ってもトラブルは少ないです。

短期的なパフォーマンスでは『アドバンスド』というのが個人的な見解です。

メイソン』がレッドコアのトヨタとするなら『サフィックス 832 アドバンスド』はアメ車って感じですかね。

個人的にはギア比が高く巻き上げが楽なAbu 7500に『メイソン』、そしてギア比が低く巻き上げが多少面倒なAbu7000には『アドバンスド』を巻いています。

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by ginzanko | 2017-06-08 23:55 | レイクトローリングについて | Comments(0)